ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編/Hoick OnlineShop~保育士・幼稚園教諭のためのオンラインショップ~

OnlineShop > 商品詳細 : ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編

ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編

価格 (税込)1,760円
商品コード:978-4816348914
ポイント:16Pt
頁数:168ページ
出版年月:2010-04-00

OnlineShop休業のお知らせ

平素よりHoickをご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、Hoick OnlineShopはご利用を停止させていただいております。
お客様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

出版社・レーベルの紹介文

本書は、発達障害のある子どもたちへの適切な支援法や対処法について、小学校で日常的に起こりうる様々な具体例を取り上げながら、豊富なイラストとともに解説しました。学校と家庭が連携しながらサポートするためのヒントも紹介しています。
 

目次

巻頭:クラスのなかの発達障害児
■こんな子、クラスにいませんか?
■こんなとき、どう対応していますか?
■子どもはどんな立場にいるでしょう?
■支援のしかたで子どもが変わります

序章:発達障害のある子どもたちとは?
■発達障害とは?(ちょっと変わった子どもたち/クラスに2、3人いる/まず、気づくこと)
■発達障害の種類(LDの子ども/ADHDの子ども/自閉症の子ども)
■発達障害児への接し方の基本(「発達障害?」と思ったら…/重複しやすい障害/ひとりひとりの特性に合わせる/達成感を味わわせる/許容範囲を設ける)

1章:学習面におけるサポート例
【ケース1:授業に集中できない】
■ケースの具体例:行動パターンを見極める
■なぜそのようになるのか:集中できない理由がある
■その場での対処法:指示や課題の出し方に工夫を
■対応するときの注意点:しかることは逆効果
■問題を起こさないための改善策:環境や課題の与え方に工夫を
■家庭では:宿題に集中できない子には/落ち着きなく動き回る子には/途中で飽きてしまう子には
【ケース2:教室を飛び出してしまう】
■ケースの具体例:行動をコントロールしていく
■なぜそのようになるのか:本人なりの理由がある
■その場での対処法:許容範囲内で離室を許す
■対応するときの注意点:力ずくや無理強いは逆効果
■問題を起こさないための改善策:教室にいられるための方策を
■家庭では:家を飛び出してしまう/別室でクールダウンさせる
【ケース3:質問にうまく答えられない】
■ケースの具体例:聞く力と話す力が必要
■なぜそのようになるのか:聞けないのか、話せないのか
■その場での対処法:質問のしかたを変えてみる
■対応するときの注意点:しかったり責めたりしない
■問題を起こさないための改善策:聞いたり話したりする練習を
■家庭では:意見や考えをはっきり言わない/ことば遊びゲームをする
【ケース4:文字を読むことが苦手】
■ケースの具体例:音読や文章読解が苦手
■なぜそのようになるのか:情報処理のつまずきが原因
■その場での対処法:教室では読みの負担を減らす
■対応するときの注意点:音読を嫌いにさせない
■問題を起こさないための改善策:文字への興味をもたせる
■家庭では:音読の宿題でつまずく/読書をしない
【ケース5:字がうまく書けない】
■ケースの具体例:細部まで正確に書けない
■なぜそのようになるのか:記憶や動作の過程につまずき
■その場での対処法:ゆっくり、ていねいに書かせる
■対応するときの注意点:反復練習するだけではだめ
■問題を起こさないための改善策:文字の構造を把握させる
■家庭では:書き取りをやりたがらない/字を書く機会を増やす
【ケース6:算数でつまずきがある】
■ケースの具体例:数の概念が理解しにくい
■なぜそのようになるのか:推論する力が弱い
■その場での対処法:じっくり取り組ませる
■対応するときの注意点:スピードよりも正確さを
■問題を起こさないための改善策:数や量を可視化させる
■家庭では:算数の宿題に時間がかかる/復習しながら進める
【ケース7:体育や運動が苦手】
■ケースの具体例:なわとびやボール運動が苦手
■なぜそのようになるのか:ボディイメージが弱い
■その場での対処法:到達目標を下げる
■対応するときの注意点:ほかの子どもと比較しない
■問題を起こさないための改善策:スモールステップで練習を積む
■家庭では:家庭でも練習させたい/家庭が率先して運動を
【ケース8:図工などの制作ができない】
■ケースの具体例:手先が不器用
■なぜそのようになるのか:手や指を細かく動かせない
■その場での対処法:道具の使い方を教える
■対応するときの注意点:苦手意識を助長させない
■問題を起こさないための改善策:指先の感覚を養う
■家庭では:夏休みの自由制作ができない/道具を使う機会を増やす
【ケース9:点数や勝敗にこだわる】
■ケースの具体例:100点やマルにこだわる
■なぜそのようになるのか:気持ちが切り替えられない
■その場での対処法:できる範囲で柔軟に対応する
■対応するときの注意点:わがままと決めつけない
■問題を起こさないための改善策:合いことばやポーズを決める
■家庭では:きびしくしすぎない/負けても再チャレンジ
●学習支援ツールを活用しよう

2章:生活面におけるサポート例
【ケース1:忘れ物が多い】
■ケースの具体例:ひんぱんに忘れ物をする
■なぜそのようになるのか:記憶しておくことができない
■その場での対処法:予備の物を借りる
■対処するときの注意点:しかるだけでは改善しない
■問題を起こさないための改善策:持ち物チェックを行う
■家庭では:手紙やプリントが届かない/徐々にひとりでやらせる
【ケース2:整理整頓ができない】
■ケースの具体例:身のまわりの片づけが苦手
■なぜそのようになるのか:片づけ方がわからない
■その場での対処法:一緒に片づけを手伝う
■対応するときの注意点:片づけ方を教える
■問題を起こさないための改善策:置き場所をわかりやすくする
■家庭では:片づけはこまめにやらせる/きれいな部屋は気持ちいい
【ケース3:係や当番の仕事ができない】
■ケースの具体例:さぼっていると見られる
■なぜそのようになるのか:仕事の手順がわからないことも
■その場での対処法:不公平感をつのらせない
■対応するときの注意点:特別扱いにならない配慮を
■問題を起こさないための改善策:手順をマニュアル化っする
■家庭では:お手伝いで役割の認識を/失敗しても責めない
【ケース4:順番やルールが守れない】
■ケースの具体例:ルール違反を非難される
■なぜそのようになるのか:ルールが理解できない
■その場での対処法:順番やルールに従わせる
■対応するときの注意点:感情的にしからない
■問題を起こさないための改善策:ルールカードをつくる
■家庭では:家族でゲームをする/順番を待つ習慣を
【ケース5:思わず手が出てしまう】
■ケースの具体例:ケンカやトラブルのもとに
■なぜそのようになるのか:衝動性を抑える力が弱い
■その場での対処法:危険回避を最優先させる
■対応するときの注意点:行動はしかっても人格は責めない
■問題を起こさせないための改善策:感情を抑制する訓練を
■家庭では:相手にケガをさせた/気持ちをことばで表現する
【ケース6:一方的に話してしまう】
■ケースの具体例:一方的に話し、人の話を聞かない
■なぜそのようになるのか:状況を判断する力が弱い
■その場での対処法:発言のルールをみんなで確認
■対応するときの注意点:わからないから注意しない?
■問題を起こさないための改善策:黙るサインを決める
■家庭では:黙る場面を理解させる/会話のルールを教える
【ケース7:相手の気持ちが読めない】
■ケースの具体例:いやがることを言ってしまう
■なぜそのようになるのか:あいまいなことが理解しにくい
■その場での対処法:人を不快にすることばを理解させる
■対応するときの注意点:気持ちの理解を促さない
■問題を起こさないための改善策:気持ちを読み取る練習を
■家庭では:きょうだいげんかになることも/絵本や物語を使って考える
【ケース8:変更に対応できない】
■ケースの具体例:時間割が変わると不安になる
■なぜそのようになるのか:決められたパターンを好む
■その場での対処法:落ち着ける場で気持ちを静める
■対応するときの注意点:無理やり従わせない
■問題を起こさないための改善策:変更をあらかじめ伝える
■家庭では:生活パターンも規則的に/子どもの様子を見て対応
【ケース9:手順や配置にこだわる】
■ケースの具体例:手順通りでないと気がすまない
■なぜそのようになるのか:特有のこだわりがある
■その場での対処法:こだわりはある程度許容する
■対応するときの注意点:変更を無理に押しつけない
■問題を起こさないための改善策:複数のパターンを決めておく
■家庭では:部屋の模様替えをいやがる/同じ洋服ばかり着たがる
【ケース10:パニックを起こす】
■ケースの具体例:大きな音に耳をふさぐ
■なぜそのようになるのか:不適応状態がきっかけに
■その場での対処法:冷静に対応する
■対応するときの注意点:力で押さえつけない
■問題を起こさないための改善策:起こりやすい状況を把握する
■家庭では:パニックを回避する/かんしゃくには毅然と対応
【ケース11:からかわれる】
■ケースの具体例:反応をおもしろがる
■なぜそのようになるのか:素直で信用しやすい性質
■その場での対処法:いじめはすぐにやめさせる
■対応するときの注意点:いじめられた側の問題にしない
■問題を起こさないための改善策:振り返りノートで情報を得る
■家庭では:さりげなく聞き出す/学校との連携が大切
【ケース12:登校したがらない】
■ケースの具体例:ストレスがたまっている
■なぜそのようになるのか:つまずきやトラブルが原因に
■その場での対処法:無理に登校させない
■対応するときの注意点:長く休ませない対策も
■問題を起こさないための改善策:不登校の原因を取り除く
■家庭では:疲れたら休ませる/温かい癒しの場となるように
●生活面を支援するひと工夫

3章:家庭や社会と連携しながらサポートする
■学校全体で支援する(支援の要となる校内委員会/推進役を担うコーディネーター/チームによるサポートも)
■外部の専門家の協力を得る(専門家チームと巡回相談員/特別支援学校との連携)
■特別支援教育支援員の役割(担任をサポートする支援員/クラス全体への目配りも)
■保護者の理解を得る(保護者の話に耳を傾ける/子どものつまずきの伝え方)
■ほかの子どもや保護者への対応(不公平感のない学級運営を/みんなが成長するクラスに/ほかの保護者を見方にする)
■通級指導を活用する(通常学級以外の支援の場/通級指導への抵抗感/通級指導教師との連携が大切)
■生涯を通じて一貫した支援を(生涯にわたって支援する/家庭・関係機関と連携する)

おすすめキーワード